路地の奥の薬処
眠れない夜でした。 気持ちを落ち着けたくて、少しだけ外を歩いていると、いつもは通りすぎる細い路地に、やわらかな灯りが見えました。 月明かりの下、古い木の扉に、小さな看板がひとつ。 「玉兎堂(ぎょくとどう)」 扉の向こうから、トン、トン、と、何かをつく音が聞こえてきます。

玉兎堂の灯りは、
心がお薬を必要としている人にしか、見えない。
この路地には、そんな噂があります。
今夜、あなたの目にこの灯りが映ったのなら、
それはきっと、偶然ではないのかもしれません。
月の薬処のはじまり
月を見上げると、うさぎが何かをついているように見える。そんなお話を、聞いたことはありませんか。
日本では、うさぎがついているのはお餅だと言われてきました。けれど海の向こうの古い言い伝えでは、月のうさぎがついているのは薬なのだそうです。月に住むうさぎは「玉兎(ぎょくと)」と呼ばれ、白い杵で、長い長い時をかけて、薬をつき続けてきました。
玉兎たちがつくのは、体の薬だけではありませんでした。眠れない夜の心、行き場のない想い、誰にも言えない涙。そうした心に効く薬も、月の薬処では大切につくられていたのです。

うさこが地上に降りた夜
月の薬処に、ひときわ耳のいい玉兎がいました。それが、うさこです。
ある夜、薬をついていたうさこの耳に、遠い地上から、小さな声が届きました。
「もう大丈夫」って、笑っていたいのに。
本当は、誰かに聴いてほしいのに。
それは、たくさんの人が胸の奥にしまったまま、言葉にできずにいる心のため息でした。
聴こえる、聴こえる。こんなにたくさんの声が。
うさこは、月から受け継いだ古い薬箱をひとつ抱えて、地上へと降りてきました。そして月明かりの差す路地の奥に、小さな薬処「玉兎堂」を開いたのです。
人の話に、静かに耳を傾ける。だから、うさこは心の聴き師と呼ばれています。

玉兎堂の薬箱
玉兎堂の奥には、月から持ってきた古い薬箱があります。金の取っ手がついた引き出しには、それぞれ違うお薬が入っています。
- 全体運月めぐりの薬|暮らし全体の流れ
- 恋愛恋煩いの薬|想いと関係のゆくえ
- 縁談・結婚結び糸の薬|ご縁と将来のこと
- 仕事・転職志の薬|働き方と進む道
- 金運実りの薬|お金と巡りのこと
- 待ち人便りの薬|返事や連絡を待つ人
- 人間関係和み草の薬|職場や友人との関係
- 秘伝うさこの特別調合|まだ開かない引き出し
同じ引き出しを開けても、出てくるお薬は毎回ちがいます。心に効く薬は、いつも同じとは限らないから。その日のあなたに、いちばん合うひと粒を、うさこが杵をついて調合します。

易と、生まれた日の星
うさこの調合には、ふたつの古い知恵が使われています。
三千年ほど前から伝わる、東洋でもっとも古い占いのひとつ。陰と陽の組み合わせから、いまの流れと、どう歩けばいいかを照らします。
生年月日から読み解く四柱推命の知恵。あなたが生まれ持ったもの、心の奥にある本当の願いを照らします。
易は、いまという天気を見るもの。生まれた日の星は、あなたという大地を見るもの。どちらか片方だけでは見えないことも、ふたつを合わせると、ふっと見えてくることがあります。
そして、どちらも未来を言い当てるためのものではありません。暗い夜道で足もとを照らす、月明かりのようなものです。

処方箋が届くまで
薬箱の易占いで出たお薬の奥には、ときどき、鍵のかかった小箱が眠っています。その鍵は、あなたが生まれた日の星から作ります。
- 公式LINEで、鍵を受け取る友だち追加をすると、うさこからごあいさつが届きます。
- 鍵の帳面に、あなたのことを書くお名前、生年月日、いま気になっていること。うまくまとめなくても大丈夫です。
- うさこが小箱をあけて、一人ずつ読み解く月明かりの下で、あなたの星をていねいに読み解きます。3日ほどお待ちください。
- あなた専用の処方箋が届くLINEで、そっとお届けします。無料です。
処方箋に書かれていること
- あなたが生まれ持った本質
- 心の奥にしまっている、本当の願い
- あなたのお悩みを、より深く読み解く鍵
- うさこからの、ひとこと

うさこのお約束
玉兎堂の扉をくぐる方に、うさこが大切にしていることがあります。
- 不安をあおりません「このままでは大変なことになる」とは言いません。お薬は、心を軽くするためのものだから。
- 決めるのは、あなたですうさこが照らすのは足もとまで。どの道を歩くかは、いつもあなたが選んでいいのです。
- お預かりしたことは、大切にいただいたお名前や生年月日、お悩みは、鑑定のためだけに使い、うさこの薬棚に大切にしまっておきます。
- 体と心の不調は、お医者さまへ玉兎堂のお薬は、心にそっと寄り添うもの。つらい不調があるときは、ためらわずにお医者さまや専門の方を頼ってくださいね。
お客さまの声
玉兎堂は、まだ開いたばかりの小さな薬処です。処方箋を受け取ってくださった方の声を、これから少しずつ、ここに飾っていきますね。
さらに奥の扉
玉兎堂のいちばん奥に、
まだ開いたことのない扉があります。
その向こうは「月影の間」。
あなたの心の、もう少し奥まで
聴かせていただくためのお部屋です。

扉の向こうで、今夜もうさこが杵をついています。
今夜のあなたに合うお薬を、
薬箱から探してみませんか。
玉兎の薬箱